2020年3月6日金曜日

ゆめみるけんりの本屋さん:bullock(栃木県矢板市)

栃木県矢板のbullockさん(https://www.instagram.com/bullockbooks/)。「ゆめみるけんり」をお取扱いいただいている本屋さんの中で、いちばん山奥にある本屋さんです。私たちが「ゆめみるけんり」を始めて、はじめて本屋さんの側から「ぜひ扱いたいです!」と声を掛けてくださったのがbullockの店主・内田さんだった、という経緯でお知り合いになりました。とても嬉しくて、こちらもぜひ!とお願いすることに。どんな方がやっているお店なのだろう?と、ずっと興味を持っていました。今回、とうとうゆめみるけんりの3人のメンバーで、bullockさんを訪問することができました!

東京から宇都宮線に揺られてほぼ3時間。bullockさんの訪問レポートです。

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矢板に向かう東北本線。畑が広がります。
同行した栃木出身のSさんによると、この辺りでは大谷石という石が取れるそう(でしたっけ)で、独特の石造りの建物も多く見られました。また酪農も盛んで、牛が道ばたを歩いていることも少なくないとか。


矢板から山の方へ車で15分くらいで、着いた!
ここがbullockさん!とても静かで、空気のおいしい場所です。


中に入ると、木の温もりを感じます。秘密基地のようなたたずまい!


内田さんもお気に入りの真ん中の棚には、torch pressさんの本やZINEなどが並びます。新しい発見が得られそうな棚でした。


ゆめみるけんり、発見!右側には紅茶も。


こちらの窓の向こうにお茶を飲めるスペースを併設される予定とのこと。ちなみに、建物はすべて内田さんがゼロからつくっています。すごい…


ロシア文学、日本文学、SF、エッセイなど、並んでいる本のジャンルはさまざま。
中でも内田さんのお気に入りはSF。SFにうとい私たちでしたが、特にイギリスのSF作家チャイナ・ミエヴィルなどの作品について、ゆめみるけんりにも通じるその魅力を存分にお話しいただき、絶対読みたいと思いました!


どことなく実家に帰ってきたような気分に。思わずたたずむK。この辺りでは、きつねなどの野生動物も見られるとか。

ゆっくり内田さんとお話ししながら、本屋を始められたいきさつなどについて伺うと、いろんな方との出会いやタイミングが重なり、「とにかく始めてみないとわからない!」という気持ちで始められたとのこと。内田さんは「結構軽い気持ちで始めたんです」と笑いながらおっしゃっていましたが、いやいや、なかなかできることではありません。その身軽さにワクワクしましたし、自分たちもなんでもやってやろう!という勇気をもらった気がします。


人なつっこい猫ちゃん、とてもかわいかったです!

矢板には、東京とはぜんぜん違う時間が流れていました。内田さん、ゆっくりと寛がせていただいて、どうもありがとうございました。ずっと応援しています!ぜひまた伺わせてください。

*bullockさんも私たちを紹介してくれました!→https://www.instagram.com/p/B9I2YWjlKE8/
*bullockさんの雰囲気が伝わる良い訪問記です→https://www.driveplaza.com/trip/michinohosomichi/ver145/

番外編:矢板から少し先の駅「黒磯」の周辺

bullock訪問のあと、内田さんからおすすめされて、矢板のさらに先、黒磯駅へ行きました。



黒磯には、おしゃれなカフェやパン屋さん、雑貨屋さん、洋服屋さんなどが並ぶエリアができていて、若い方やお子さん連れで賑わっていました。駅前には、新しく図書館施設も作られている様子。ぜひとも立ち寄りたいエリアです。


こちらも変わった建物。外から二階のバルコニーに上がって、右手の青い入り口の奥には、仕立て屋さんと書店(hookbooksさん)がありました。

(文章と写真:ふじた、工藤)