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2020年9月17日木曜日

瀬戸内アートブックフェアに出展します

ゆめみるけんりは、10月3日、4日に高松で開催される「瀬戸内アートブックフェア」に出展します。

出店するイベントは、zineのコンクール「ZINE AWARD」です。10月3日、4日の両日展示され、9名の審査員に審査されるとのこと。10月4日の14時からのトークイベント内で審査発表がなされるということです。

お楽しみに!

瀬戸内アートブックフェアについてはこちらから。
https://setouchiartbookfair.com

*お誘いいただいた「なタ書」藤井さん、ありがとうございました!

2020年2月22日土曜日

【イベント】ゆめをてわたす vol.2


ゆめみるけんりから、嬉しいお知らせをお届けします。
3月に、詩のzine「て、わた し」池袋のコ本やさんとともにトークイベントを開催することとなりました。

コ本やのリニューアル・オープン、『て、わた し』の第7号(特集:フラニー・チョイ―導くための声)刊行、『ゆめみるけんり』のvol.4(特集:手紙)刊行を記念して行うトークイベントです。

◇◆◇

私たち3者が共有する課題の一つには、「社会の中の詩・芸術」ということがあると思います。「貧しい時代に、何のための詩人か?」(ヘルダーリン)──当日はそれぞれの取り組みについてご紹介しながら、会場のみなさんも交じえ、この世知辛い社会の中で詩とは、芸術とはいったい何なのか、ぐるぐると考えてみたいと思います。

ゆめみるけんりからは工藤順が参加するほか、ゲストとしてvol.4に〈物質詩〉を寄せてくださった詩人の佐々木樹さんにも自作解説をお願いする予定です。

コ本やさんはvol.1から交流のある、ゆめみるけんりにとっては特別な本屋さん。いつかはゆっくりお話をしたいと思っていました。きっと面白い話になるはずです。ぜひぜひ、お越しください!

◇◆◇

ゆめをてわたす vol.2 ──2つの詩のzineとコ本や、これまでとこれから──

◯日時:2020年3月14日(土)14:00-16:30(13:30開場)
◯会場:theca(コ本や honkbooks内)
◯参加費:2000円(当日お支払い)
◯定員:30名
◯予約:https://yumewotewatasu-02.peatix.com/
◯詳細は、コ本やさんHPにて↓
https://honkbooks.com/post/190924842076/yumewotewatasu-02

*「ゆめをてわたす」の1回目は、西荻の忘日舎さんで行いました.
https://droitdeyumemir.blogspot.com/2019/04/tewatasu1rep.html

◇◆◇

出演者

青柳菜摘(あおやぎなつみ) from コ本や honkbooks
1990年東京生まれ。アーティスト。「彼女の権利——フランケンシュタインによるトルコ人,あるいは現代のプロメテウス」 (NTTインターコミュニケーション・センター [ICC], 2019)、「孵化日記 2014-2015」(第10回 恵比寿映像祭, 2018)など。「だつお」というアーティスト名でも活動。コ本や honkbooks主宰。

山口勲(やまぐちいさお)from てわたしブックス
1983年東京生まれ。経理。ポエトリーリーディングのイベント千葉詩亭(大島健夫と共催)・くにたちコミュニティリーディング(国立本店と共催)。アメリカ合衆国のトランスジェンダーの詩人のアンソロジー『Subject to Change: Trans Poetry & Conversation』を翻訳したい。

工藤順(くどうなお)from ゆめみるけんり
1992年新潟生まれ。労働者。アンドレイ・プラトーノフ『不死』(未知谷、2018)編訳、『チェヴェングール』翻訳中。ロシアに生まれられなかった後悔を胸に、何とか生きている。

ゲスト情報!

佐々木樹(ささきみき)from ゆめみるけんり
1992年宮城県生まれ。詩人・美術家・U.N.I.T.主催。
『Exhibition Design Art of Asian Regionality and Climate in Phnom Penh 2018』(Cambodia, 2018)
『Weinetiketten trienarre Erbach am Rhein sommer 2019』(Deutschland, 2019)などに参加。
制作ならび研究テーマは「芸術制作における中間領域」と「詩と詩的表現の境域について」。

『て、わた し』からは、詩人の古﨑未央さんにご登場いただく予定です。

(2020/3/1追記)

2019年10月1日火曜日

【イベント】プラトーノフ読書会(10/11)

本屋さん「平井の本棚」にて開催される「翻訳者と読む読書会」で、ゆめみるけんりの工藤順がお話しします。

死なないために──翻訳者とプラトーノフを読む読書会

日時:2019年10月11日(金)19:30〜
場所:平井の本棚 2F(総武線平井駅北口すぐ)
参加費:1,200円 (*飲食持ち込み歓迎、ウォトカあり)
ご予約は、メール、Facebook、平井の本棚店頭で受け付けています。


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労働から……宇宙へ、不死へ! 

ロシア革命の時代、独特な視点から労働と宇宙とのつながりについて書いたロシア作家アンドレイ・プラトーノフ。もしも私たちの日々の労働が、宇宙とつながっているとしたら……? そんな何だか世界が変わって見えるスケールの大きさが、プラトーノフの魅力のひとつです。

この読書会では、翻訳者をまじえ、参加者のみなさんとフラットに、プラトーノフ作品の魅力についておしゃべりしたいと思います。未読の方も大歓迎!

○翻訳者:工藤 順(くどうなお)
1992年生まれ。労働者。ロシア文化研究。プラトーノフ『不死』(未知谷、2018)が初の翻訳書。 「ゆめみるけんり」主宰。http://pokayanie.blogspot.jp

○会場:平井の本棚(ひらいのほんだな)
総武線平井駅北口からすぐの本屋さん。2018年オープン。https://hirai-shelf.tokyo/

2019年7月7日日曜日

【イベント】7/19ペソア+ボサノヴァイベント@平井の本棚

(2019.10.01追記)
本イベントは終了しました。こちらから、イベントのダイジェスト動画をご覧いただけます!
https://hirai-shelf.tokyo/2019/09/15/%e3%83%88%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%8e%e3%82%b9%e3%83%8a%e3%83%83%e3%82%af%e3%80%8c%e8%b6%8a%e5%a2%83%e3%80%8d-%e3%83%9a%e3%82%bd%e3%82%a2x%e3%83%9c%e3%82%b5%e3%83%8e/


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『ゆめみるけんり』ではvol.1から、ポルトガル詩人フェルナンド・ペソアの作品「船乗り」と「アナーキスト・バンカー」をふじたみさとさんの翻訳で掲載しています。

この度、総武線・平井駅ちかくの本屋さん「平井の本棚」にて、ふじたさんによるペソア作品の朗読と、助川太郎さんによるボサノヴァの演奏を「サウダーデ/サウダージ」(郷愁)というテーマでゆるく結びあわせたイベントを開催します。

ポルトガルワインやパシュテル・ド・ナタ(エッグタルト)を片手に、わいわい話せるスナック形式のイベントです。初夏のひと時を、朗読とボサノヴァの響きとともに…。ぜひお気軽にご参加ください!


スナック「越境」ペソア×ボサノバギター
接合点:サウダーデ/サウダージ(郷愁)

ポルトガルとブラジル、国は違えど共通するのは憂いや失くしたものへの郷愁、心を掻き立てるような心象ではないかという仮説をスナックで検証。
リスボン市の地図や風景、ペソアの詩の朗読、ボサノバギターの演奏がクロスオーバーする中で、音楽や詩の内にあるサウダーデ/サウダージを感じとれたら……

◆イベント概要◆
日時:7月19日(金)19時半~ 
場所:「平井の本棚」2階
(総武線平井駅北口から徒歩1分→アクセス
参加費:3,000円(ポルトガルワインorエッグタルト付き)

◆ご予約◆
hirai.shelf*gmail.comにメール(*を@に変えてください)
Facebookページ(https://www.facebook.com/events/717238152079467/)、Peatixページにてご予約ください。
【7/17追記:予約先メールアドレスに誤りがありました。お手数をおかけしますが、こちらのページから予約された方は、上記の正しいアドレス宛に再度ご連絡いただければ幸いです。】

◆プロフィール◆
助川太郎(SUKEGAWA Taro)
米バークリー音楽大学ギター科卒業。クラシックギターを尾尻雅弘氏に師事。2003年ボサノヴァユニット「メヲコラソン」でメジャーデビュー。ブラジル音楽を中心に南米フォルクローレジャズ、クラシックなど、様々な要素を取り入れたギター独奏コンサートを日本全国で展開している。
http://www.tarosukegawa.jp


ふじたみさと(FUJITA Misato)
広島育ち。「平井の本棚」の日曜店番。
『ゆめみるけんり』ではF・ペソアの作品を英語から翻訳。きっと平井に合うペソアの脱力感が伝わればと思います。

平井の本棚
総武線・平井駅にある本屋さん。2018年オープン。https://hirai-shelf.tokyo/


***
yumemirukenri holds an evening with reading of poems of Fernando Pessoa by FUJITA Misato (yumemirukenri) and Bossa Nova guitar performance by SUKEGAWA Taro.

Date: 19 July (Fri) 730PM-
Venue: Book Shop "Hirai no Hondana," 2nd Floor
(A minute walk from JR Hirai sta.)
Fee: ¥3,000 (incl. one glass of Portuguese wine or a pastel de nata (Portuguese egg tart))

For reservation, please contact via
- e-mail (hirai.shelf*gmail.com) (change * to @)
- Peatix (address shown later)

2019年7月3日水曜日

重力/Note公演「Love Junkies」に翻訳で参加

重力/Noteの公演「Love Junkies」に工藤 順(ゆめみるけんり)が翻訳で参加しています。

原作は、アルフォンソ・リンギス(Alphonso Lingis)の『信頼』(Trust)の中の掌篇「Love Junkies」です。

仙台・北九州・盛岡をめぐる公演。ぜひお立ち寄りください。
劇場限定パンフレットも販売中です(80部限定版¥500、簡易版¥400)。


パンフレット(限定版)より序(工藤 順)

このテクストは、アメリカの旅する哲学者、アルフォンソ・リンギスが書いたテクスト「Love Junkies(ラヴ・ジャンキーズ)」を、重力/Noteの公演のために訳し下ろしたものです。基にしたテクストは、リンギスの“Trust” (U. of Minn. Pr., 2004)に所収の版ですが、Performance Research誌(9(4), 2004)に所収のテクストも参照しています。既訳には『信頼』(岩本正恵訳、青土社、2006)所収のものがあります。 
テクストを一読したときに感じたのは、異様な“若さ”でした。リンギスは1933年生まれですから、このテクストを執筆したのは彼が73歳(!)のとき、ということになります。「年相応」などという言葉を吹き飛ばしてしまうような、鮮烈なテクスト。翻訳もその若さに追いつくべく、何度も音読しながら、改訂を重ねました。また、公演を前提とした翻訳でしたので、演出家や俳優からフィードバックをもらいながら、「1度で意味が伝わるか」ということを意識して公演まで何度も改訂を重ねたのも、また得がたい経験でした。 
雑誌に掲載された版は、テクストのなまなましさの点で、単行本版にまさります。今回はたまたま雑誌版から先に翻訳し、のちに単行本版と突きあわせて翻訳を行いました。単行本版のテクストにあわせていく作業のなかで泣く泣く切り捨てた、輝くようなテクストもありました。 
「LGBT」や「ホモセクシュアル」という言葉をいちど脇において、ひとがただひたすらに「ひと」でしかないような、無条件で絶対的な愛の経験に身をゆだねてほしいと思います。




◆ Information ◆
世界中を旅したり異国に住んで思索することで知られる哲学者アルフォンソ・リンギス
彼が出会ったセクシャルマイノリティの犯罪者カップルを描いたテクスト『LOVE JUNKIES』を演劇化します

〈愛〉と〈信頼〉

いかなる苦難の状況においても、人間が求めないではいられない精神の身振り

その根底に流れる情動を、地球規模で繰り広げられる生命の営みと繋がりを持つものとして考察したテクストをもとに、いまの私たちの生存感覚と向き合う〈場〉をひらく演劇として皆さんにお届けします

また遠距離間での共同作業の可能性を模索する〈リモート稽古〉や、上演予定各地で稽古やリサーチを重ねて移動性と場所性を活用する〈旅する稽古場〉といった創作プロセスの試みにもご注目ください



『LOVE JUNKIES』

原作:アルフォンソ・リンギス(『信頼』より)
翻訳:工藤 順

演出・舞台美術:鹿島 将介

出演:小濱 昭博



公演日程
[仙台公演]6月16日(日)〜23日(日)@せんだい演劇工房10-BOX box-1
[北九州公演]7月5日(金)〜7日(日)@枝光本町商店街アイアンシアター
[盛岡公演]7月16日(火)〜17日(水)@いわてアートサポートセンター 風のスタジオ

詳細は重力/Noteウェブサイト、SNSにて
twitter: @Note1069

2019年6月9日日曜日

【イベント】Language Beyond(スペシャル回)

あなたの公-差-転(西荻窪)で2ヶ月に1度開催してきたブッククラブLanguage Beyondが、1周年を迎えます。そこで、6月にスペシャル回として、ふだんと違う試みをしてみます。

初めての方も大歓迎です!




6月30日(日)16:30-18:30
場所:あなたの公-差-転→Access
参加費:無料
持ち物:テーマ【変わる?/Change(s)?】から思いつく本を1冊お持ちください。文学(フィクション)がベストですが、何でも大丈夫です。



このブッククラブでは、①文学(フィクション)を読むこと、②参加者の持ち回りで本を選ぶこと、③文章を読んで感じた一人ひとりの感覚を大切にすること、④多様な意見を認めあうこと…などを大切にしています。

今回は、参加されるみなさん全員で、本を1冊ずつ選んで持ち寄ります。一つだけ、本のテーマを決めます。テーマは→【変わる?/Change(s)?】です。

〈変わる〉という感覚。〈変わらない〉という感覚。わたしたちは、今の自分の身体や感覚というあいまいな立脚点に立ちながら、世界や時代、自分自身や他者をながめます。そして自分をとりまくものや自分自身が、変わったこと・変わらないことに気づきます。

〈変わる〉ことは、時には未知の世界へのあかるい希望を抱かせるものでもありますが、時には自分自身や他者、周りの世界に変化を強制する、恐ろしい力にもなりえます。あなたにとって〈変わる〉ことは、どんな感覚をもたらすものでしょうか。

子どもの頃から、変わったもの/変わらないものはあるでしょうか?
自分をとりまく世界は、変わったでしょうか? 変わらないでしょうか?
これからの世界はどう変わるのでしょうか? あるいは、どう変わってほしいと思いますか?
いまここにいる〈わたし〉から変わりゆく世界/変わってしまった世界に向けて、あるいは世界から〈わたし〉に向けて、どんなことばが投げかけられるでしょうか?

これはヒントの一例にすぎませんが、こんなことに思いをはせながら、本を紹介しあってみませんか?はじめての方、ちょっとお試しで参加される方ももちろん大歓迎です!



ご参考に、今までのLanguage Beyondの様子です。→http://kosaten.org/ja/language-beyond/

2019年6月8日土曜日

【掲載】デザインのひきだし37

今週発売の『デザインのひきだし』37号「活版・凸版印刷」特集に、美術家・田口賢治さんのインタビューが掲載されています。


そのお話のなかで、昨年11〜12月にかけて開催したイベント「[ _ ] UNDER BAR」のために田口さんと「ゆめみるけんり」が共同制作した活版作品について取り上げていただきました。



『デザインのひきだし』は毎号贅沢すぎる造りで、ものすごくリスペクトしています。このような媒体に登場できたことはたいへん光栄なことでした。毎号売り切れ必至とのことですので、お近くの書店で発見されましたら、ぜひお買い求めください。
グラフィック社HP:http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?cat=4&p=39218

*こちらは活版印刷所の見学記です→https://droitdeyumemir.blogspot.com/2018/11/letterpress.html


>>『デザインのひきだし』から『ゆめみるけんり』を知ってくださったみなさまへ。
詩と生活のzine「ゆめみるけんり」は、こちらの書店さんで扱っていただいています(書店さんにより、通販在庫もあり)。kindle版もあり。→入手方法
また、『デザインのひきだし』で紹介された活版作品についても、頒布します。ご希望がありましたら、下記アドレスまでお問い合わせください。
droit.de.yumemir*gmail.com (*→@に換えてください)

2019年4月20日土曜日

【イベントレポート】3/23「ゆめをてわたす vol.1」

3月23日(土)、西荻窪の忘日舎さんで、2つの詩誌「ゆめみるけんり」と「て、わた し」共催のトークイベント「ゆめをてわたす」の第1回を行いました。

私たちは、忘日舎の伊藤さんにご紹介を受けてはじめてお互いの存在を知り、イベントの1ヶ月前に初対面、なんとな〜く似た雰囲気を感じるな…というところから、今回さっそく忘日舎さんでイベントをさせてもらうことになりました。

お互いの熱意が爆発し、主催の私たちにとっても大変刺激になる会でしたし、事後アンケートでもたくさんの嬉しい感想をいただきました。当日ご参加いただいた方、また興味はあったけれど参加はできなかった方、密かに応援してくださっている方…みなさまに感謝を申し上げたいです。ありがとうございます。

当日は20名ほどの方にお越しいただきましたが、お伺いしたところ、「て、わた し」を知っている人も、「ゆめみるけんり」を知ってる人もそれなりにいらっしゃって、びっくりしました。雑誌をつくっていても、実際に買ってくれる方の顔を見ることはないので、嬉しい驚きでした!

それでは、当日のトーク内容を簡単にまとめて、ご紹介します!





ゆめをてわたす vol.1

3月23日(土)15時〜17時@忘日舎(https://www.vojitsusha.com
出演者:山口勲(て、わた し)、工藤順・藤田瑞都(ゆめみるけんり)
*「て、わた し」:http://tewatashibooks.com

◯「ゆめみるけんり」のつくり方

(工藤)
  • 「ゆめみるけんり」は、2016年冬にスタート。①社会に出た後に、文学とのつながりを保ち続ける方法+②大学で出会った友人と別れない方法を考え、zineをつくることに。「ゆめみるけんり」は、バシュラールの言葉。「ゆめ」とは詩とか、文学のこと。社会のなかで「ゆめ」を守っていくための実践としてのzine。
  • メンバーはその時々変わるが、だいたい10人前後のメンバー。ピンと来るテーマを選び、「まえがき」を書いて、みんなに投げる。リアクションとして色々な作品が来る(翻訳や創作)。
  • DIYを大切にしている。InDesign講座に通って学んだり。
  • ぼく自身の詩との出会いについて。詩の本だと初めて自覚して買った本は『パウル・ツェラン詩文集』(飯吉光夫訳、白水社、2012)。ユダヤ人の痛みからスタートして書いた詩人。2012年に発行され、2011年の震災の後に詩は可能か?という問題意識から刊行されたように思う。後から思い返してみると、人間がどうしようもできない巨大な現実の前で、詩でも何かしらできるんだ、と実感させてくれたのがこの詩集かもしれない。詩は日常と全然違う、超越したものだが、現実に対して何らかの力を持つし、詩にしかできないこともたくさんあると気付かされた。
(藤田)
  • 社会人でありつつ、書くこと。文学は自分では重要なのだけれど、会社で詩の話をすることができない。詩の言葉は、自分の会社ではふさわしくないと感じる。でも、仕事と書くことを一つの延長線上に置きたいと考えている。zineで何か発表することを単純に楽しんでいる。

◯「て、わた し」のつくり方

(山口)
  • 小学生の頃から詩を書いていた。大学3年でポエトリーリーディングに出会う。詩の朗読会やワークショップの企画。自分でも朗読したり、ラッパーとバトルしたり、詩を投稿したり。詩の世界で幅広く活動しています。詩と短歌、俳句のジャンルを交えていく詩歌梁山泊のWEBマガジン「詩客」(http://shiika.sakura.ne.jp)の立ち上げを手伝ったりもしました。
  • 2008年、ワークショップについて下調べする中で海外の詩と出会い、自分で翻訳した難民の詩などをブログで公開しはじめる。そんな中、イギリスの詩人Warsan Shireが、ビヨンセのアルバム“Lemonade”で大きく取り上げられる。日本でもちゃんと紹介されるんじゃないか?と期待していたところ、誰もやらず→じゃあ自分でやろう。
  • 海外の「詩」は紹介が少なく、どんな方法がいいか考えた結果、日本の詩と海外の詩とを組み合わせてみることに。翻訳したい詩人は、海外でも人気が出てきつつある詩人、80〜90年代に生まれた同世代の詩人たちで、第一線で活躍し始めている詩人。そこに、日本の同世代詩人をぶつけてみる。1号は「女性詩人」特集で、LGBTの詩人ともからめつつ6人取り上げて紹介しました。生きづらさを超えて、生きてゆくために必要な詩はあるということ、これを繰り返し伝えたい。
  • 作品や訳者の探し方。①アメリカにはウェブマガジンの文化があって、300種類くらいのウェブマガジンがある。Sundress出版社の“Best of the Net”という毎年の特集でマガジンを探したり、気に入った書き手を拾っていく。②Lambda Literary FoundationのLammy賞(LGBT文学賞)、レズビアン、ゲイ等それぞれのセクションでポエトリー、フィクション、ミステリー等のジャンルがある。③「poetry」でフィード登録しておいて、飛び込んでくるニュースを読む。④昨年出版された「ヒロインズ」から、広がりもあった。英語以外の言語については、空き時間に論文検索サイトで探し、大学にメールで問い合わせて、交渉したり。
  • 装幀は浩子さん。2、3号から2人のイラストレータの方からも協力。

◯「生きづらさ」ということ

  • (工藤)山口さんは「生きづらさを超えるための詩」と言っていたが、「ゆめみるけんり」も個人的なところから(通勤電車、会社の苦しさ)ではあるが、生きづらさの感覚を共有していると思う。
  • (藤田)研究者になるという選択肢もあったかもしれないが、会社に入ることを選び、毎日暮らしていく。そうすると、結果として自分の中で文学・詩の領域が小さくなっていった。「ゆめみるけんり」では、おそらくみんなそういう感覚を共有している。それでも詩の領域を守っていきたいと思う。それがzineの始まりだった。
  • (山口)日常生活が、やりたくないことに侵食されていく感覚ですね。その中で、今までやっていたことを守っていくこと。もっと単純な話で言えば、ぼくら(山口さん・工藤)は身長180センチくらいある。日々電車に乗って感じる「生きづらさ」がある。電車での呼吸のしづらさとか。
  • (工藤)つり革が頭に当たるとか。銀座線が狭いよね、とか。些細なところから生まれるのが生きづらさ。

◯ぼくらにとって翻訳は

  • (山口)2016年11月に「て、わた し」を創刊。その前から構想自体はあったが、同人誌のつくり方がわからないし、ガツンと来るコンセプトを自分一人ではつくれる自信もなかった。自分が書く詩では嘘をつけないから、自分自身をブランディングすることって難しい。それなら、今は翻訳をメインにして、海外の詩人も日本の詩人も紹介する媒体を、と考えてつくったのが「て、わた し」。
  • (工藤)「ゆめみるけんり」のきっかけの一つに、研究者が詩を翻訳しても発表できる媒体がないということがある。大学では、周りにいろいろな言語をやってる人がいて、翻訳をしている人もそれなりにいたが、発表の糸口がつかめない。それなら自分で発表できるための媒体をつくろうと思った。
  • (藤田)翻訳との出会いについて考えると、卒論で引用した多和田葉子さんの言葉が思い浮かぶ。「この世界のほとんどの言葉はまだ翻訳されていないか、誤訳されているかのどちらかだ」(『エクソフォニー』)。私たちは日本語で話しているが、100%意思疎通できてはいない。言葉という記号を使うことは、翻訳的な行為。翻訳的行為は、一人ではできず、他者が必要。他者とのやりとりの中で、ことばが新しい意味・使い方を産んでいくという確信がある。
  • (工藤)誠実に向き合うほどに、翻訳なんて不可能だという考えに陥ることはよくある。海外の伝統的な詩は、形式的に韻律があり、韻律(リズム)と内容とが相まって作品をなす。そのまま日本語にもってくることは絶対できない。ある時はリズムを重視した翻訳、内容を重視した翻訳、韻文を散文にしたり、散文を韻文にしたり。それぞれは一回ずつの試みに過ぎず、一つの正解はない。翻訳はできないと思う一方、できなくていいんだという考えでやっている。その時なりに、著者が誠実にテキストに向き合った結果が「ゆめみるけんり」のテクスト。
  • (山口)リズムと意味が、詩のすべてだと思います。自分はこう見てるということを提示するため、誤読するためにやっている。ずっと詩を書き、朗読をやってきた中で、翻訳と出会った。翻訳で良いことは、自分が使ったことのない言葉を使うことができること。リズムの問題で、意味は同じでも音が違う言葉を選んだり、自分では使わない四字熟語を使わなきゃいけなくなったり。時には俗語や汚い言葉も使わなきゃいけない。こうやって、自分の使える言葉が広がっていく。詩作とは別に考えているが、使える武器が増え、自由な気がしてくる。

◯朗読の時間

  • (藤田)吉田加南子さんのテクストを読みます。「ゆめみるけんり」4号の特集は「手紙」。私は吉田さんに大変影響されていて、詩に対して考えていることは、だいたいこの人が言っていると感じます。今から読む詩は、吉田さんに衝撃を与えた詩。人が何かを書く時、書く私というのは自分がイメージする自分ではなく、たくさんの私以前の人たち(過去の詩人や存在しない人たち)、つまり「不在の世界」が反映された存在となっている。書くことによって、自分の中にいる他者が見つけられる(「ほどかれていく」)。書かれた言葉は、不在の世界からの合図、それは「流れ星」である。「手紙」というテーマのイメージは、不在の世界からの「合図」に対して返事をしていくということ。そして、これからも返事をしていきたいという思いがある【朗読:デュブーシェ「流れ星」+吉田加南子さんの解説(『フランス詩のひととき』より)】
  • (工藤)配布したzineの「翻訳のためのエクササイズ」から朗読します。これは、ライナー・マリア・リルケの詩のドイツ語原文と、そのパステルナークによるロシア語訳を、それぞれ工藤が訳したものです。翻訳は本質的には無理だ、ということを実作として経験した翻訳の作業であり、参照点。このテクストたちは、翻訳によって関係性を持っているが、ここに生まれた日本語はいったい誰の詩?と考えること。参考になる試みとして、vol.3に載せた藤澤大智くんによるイタリア詩の翻訳は、押韻箇所の母音を揃えて翻訳しているとのこと。【朗読:リルケの詩»Der Lesende«(本を読む人)のパステルナークによるロシア語翻訳«За книгой»(本に向いて)をロシア語で。】
  • (山口)これが詩だなと思う詩を読みます。自分が思っているものと人が見ていたものが浮かび上がり、結びついて、また新しい自分・言葉が浮かぶ。生き様を写し取った作品と生きていることそのもの、生きていることそのものとその記憶は固く結びついていて、どちらももう一方に変わり得る。詩を読んでいると、ときどきそういう奇跡のような詩に出会うし、自分もそういう詩を書きたい。紹介できる場がどんどん増えればいいと思い、「て、わた し」をやっています。【朗読:エリザベス・ビショップ「詩」(山口さんの翻訳)】


◯「サミズダート」、広げること、アマチュアであること

  • (工藤)「ゆめみるけんり」は、書店で売ることに意味があると思っている。いろんなところに間違って配達されてほしい。消費者的な態度が嫌いなんです。「欲しい→ポチる→到着」では、単調で面白くない。好きな本屋さんに並べてもらい、本屋が好きな人がふらっと買ってくれるのが嬉しい。反時代的、アナログではあるが、そうじゃなければ出会えない人はいて、それがぼくらには大切。入手しにくいとは思うが、わざとしている部分もあり、広げれば広げるほどいいものでもないと思う。届けたい人がいる。潜在的に届いてほしい人もいる。その距離で、その誰かに届けばいい。
  • (藤田)「地下出版」的な気持ちを持ってやっています。草の根、アマチュア感を大切に。
  • (工藤)「zine」という言葉はロシア語で通りが良くなく、ロシアの友人には「サミズダート(самиздат;ソ連時代の地下出版のこと)」をやっていると説明することがあり、そうすると政治的なニュアンスが加わるが、それはそれで面白い。国によって、自費出版についてのイメージはいろいろある。「て、わた し」は、アメリカの由緒正しいzine文化に目配せをした、明るい雰囲気を感じる。「ゆめみるけんり」の発想は、ソ連の強制収容所あたりからスタートしているので、根暗かもしれない。「反逆したい」「対抗したい」、反抗心が常にあると思う。アマチュア感という話で言えば、プロの人にお願いすることも考えられるが、極力自分たちの手でできることは全部やろうと思っている。自分のできることが広がり、楽しい。
  • (山口)サミズダートという言葉がメジャーになってほしいね。かっこいい。自分の場合、反体制というより、オルタナティヴ的なものが近い。当然排除はしないけれど、周縁的(マージナル)なものに親和性がある。マージナルなものとは、体制でも反体制でもなく、ただ生きているところが好き、みたいなところ。とりあえず生きていくこと。

◯本屋さんについて

  • (工藤)売り込むとき、最初はすごく緊張した。でも売り込みに行くと、本屋さんも興味を持ち、深い話ができることが多い。本屋さんの違う顔を見れるのも楽しい。新しい読者にも出会える。
  • (山口)楽しいけれど、最初はすごく緊張する。本屋さんは話やすい感じがない。忘日舎の伊藤さんは伊藤さんの目線からアドバイスをくれ、ためになります。本についてもっと知ることができて嬉しくなる。
  • (藤田)名刺代わりで「ゆめみるけんり」を持って行ける。その結果面白いことがいろいろ起きて、例えば平井の本棚(https://hirai-shelf.tokyo)という本屋で店番をやることになった。店番をやって、お客さんが求めることなども見えてきた。同人誌をきっかけに、ちょっとずつ自分の生活が変わってきていて、それが楽しい。

◯お金の話

  • (工藤)zineにいくらをつける?という問題がある。最初は300円からの投げ銭にしてたが、印刷に800円かかっていたので、売れるたびに赤字だった。今は考えを変え、かかった分のお金は請求してもいいよな、と考えている。資本主義が良いとは思っていないが、その枠組みの中で消費財を作って売るという経験、自分のつくるものに対して値段をどうつけるか、いくらなら買ってもらえるのかと考え、勉強になる。
  • (山口)本屋さんの値付けは、高めにつけてくれて嬉しい。安すぎると手に取ってくれないこともある。自分たちが何者かは自分でもわからない。
  • (藤田)水中書店さんから、継続可能な値段についてアドバイスをもらった。当初念頭にあったのは、東海晃久さん(ロシア文学翻訳家)の試み。kindleで販売している本(例えば『殺字者倶楽部』)が、当初300円くらいで設定されていて、その態度がかっこいいので、真似してみた。zineを出すにあたって、安すぎると良くないというのは、始めてから分かったこと。
  • (工藤)「ゆめみるけんり」のkindle版は300円にしている。電子書籍を出したのは、勉強の一環で、スキルを身につけたかったから。やってみたら、案外なにもできない。kindleは基本的にはベタ打ちのテキストで、自分たちでコントロールできる部分が少ない。端末次第で変わってしまい、自分たちで製作してるという感覚はあまりなく、クオリティが保証できない。なので紙版より安くしている。テキストが読めればいいという人向け。

◯サイズについて

  • (山口)浩子さんがもともとデザイナーで、転職をする頃に「て、わた し」をはじめた。本人的にも、トータルでアートディレクションをやりたいという気持ちがあった。出版物になったのは偶然で、もしかしたら立体になっていたかもしれない。「ゆめみるけんり」の判型はどうやって決めた?
  • (工藤)1号を始める時に会議し、本棚から好きな本を並べてみた。A4はちょっと鈍くさいなとか、A版やB版みたいな枠にはまりたくないと思ったかもしれない。それで、正方形か、新書サイズかに絞った。新書サイズは出版社によって違っていて、それも面白い。
  • (藤田)cuon(http://www.cuon.jp)の本や土曜社(https://www.doyosha.com)のマヤコフスキー叢書など、軽いソフトな本が好き。ポケットに入るサイズが大事。
  • (工藤)満員電車のなかで、ナイフを忍ばせるように、詩の本を忍ばせる。
  • (山口)サイズにもっと気を使えば良かったな、と思っている。将来的にはもっと考えたい。


◯これからの話

  • (工藤)翻訳は、研究者の実績にならない。だから後手に回ってしまい、ロシア研究では、海外のロシア研究ではスタンダードになっている文献が日本語になっていないことがある。日本では、研究者の立場自体が危うい。明日の生活もわからない時に、翻訳なんてできないという状況がここ数年あると思う。翻訳の体力もない、媒体もない。それを考えた時に、「ゆめみるけんり」を超えた未来の話として、若い、博士論文を発表する前の研究者に書いてもらい、ライトな翻訳シリーズを出せないか?と考えている。今までそういうのはなさそう。今は、出版社でなくても手軽にスタートできる。原稿さえ集まれば誰でもつくれる。色々なやり方がある。アカデミズムでは思いつけないことを、こちらから提案する。文化を生き延びさせていくための方策を探りたい。そのための実験の一つとしての「ゆめみるけんり」。これからどうなるか分からないが、研究者にとっても、文化にとっても、利益をもたらせるような仕組みを考えてゆきたい。
  • (山口)翻訳は、一番の読みだと思っている。だから、発表媒体がないことに驚いた。
  • (工藤)大学卒業して研究者になる道もあったが、お金がなかったし、ロシア文学をつづけて社会に返せるものがあるのか?と自信がなくなった。それならお金を稼いで社会に寄与してみようという経緯。zineづくりや、山口さんとの出会いをつうじ、文学を通して役立つための方法っていろいろある、学校の中で考えていた以上に、どんなやり方だってあるなという実感が一番大きい。文学を通じて社会とつながる、文学を社会の中で生き延びさせていくことをめぐって、今後もチャレンジをつづけていきたい。
  • (藤田)本屋さんで店番をやっていて、イベントスペースの活用をしていこうと考えています。仕事を辞めて、本屋さんの運営に注力していこう、拠点をつくろうという感じで考えている。
  • (山口)文学賞をつくりたい。「生きづらさを超えて生きる」実践に対してなにか表彰できるもの。文学のそれぞれのジャンルについてはいろいろ賞はあるが、ある事についてピンポイントで書かれたことに対して、与えられる賞がないという印象。LGBT文学賞をつくる話があったが、もっと広いジャンル(“生きづらさを超える”)でつくれないかな?と考えています。千葉詩亭、国立のポエトリーリーディングなど、今やっている取り組みをもっと頑張って、自分の声で語る人をもっと増やしていきたいと思う。他のzineの人も招いて、zineをつくるって楽しいということを伝えていきたい。

◎観客の方の感想から

  • 生きづらさの中で倒れない道標を見い出すことに共感しました。
  • 学問的教養+思想+心意気+行動力が源なのだなと感じました。子育てに役立たせていただきます。
  • 言葉をつむぐこと、翻訳をすることといった生きていくことに関わるような大きな話題から、zineで出版するうえでの問題といった具体的な話題まで取り上げてくださり、とても参考になりました。
  • 小さなものが存在していると関わり方を考[え]ざるをえないし、小さなものが好きなので、存在していて欲しいです。







参加してくださった皆さま、ありがとうございました!またどこかでお会いできることを心待ちにしています。

2019年2月21日木曜日

【トークイベント】3/23「ゆめをてわたす」@忘日舎

ここではない向こうへの言葉を、いまここから。

詩と生活のzine『ゆめみるけんり』と、アクティヴに活躍される詩誌『て、わた し』。
翻訳詩をめぐる2つのzineがはじめてコラボし、トークイベントを行います!

ぼくらにとって詩とはなにか? なぜリトルプレスをつくるのか? 2つのzineのつながるところ、つながらないところ。
『て、わた し』発行人の山口勲さんと、ゆめみるけんりの工藤+藤田で、そんなことをお話ししながら、来場してくださるみなさんともつながることばを探したいと思います。



* *

ゆめをてわたすvol.1 〜翻訳と創作のリトルプレス発行人の時間〜

日時: 3/23(土) 1500〜1700
料金: 2000 円(Drink、zineこみ)
会場: 忘日舎(西荻窪駅北口、西友のなかを通り抜けた反対側の出口右手側にあります。)
出演者:工藤順 藤田瑞都(ゆめみるけんり) 山口勲(て、わた し)

ご予約は下記リンクから。
http://ptix.at/dqWG3o
https://www.facebook.com/events/252009999020954/
メールでも受け付けています。
droit.de.yumemir*gmail.comまで「お名前・人数・連絡先(電話、メール)」をお知らせください。



イベント概要:

「ゆめみるけんり」と「て、わた し」
海外の詩を意欲的に翻訳してきた私たちは
出版とは異なる仕事を持ちつつ
リトルプレスの出版を行なってきました。

私たちは日常に追われながらも
異なる言葉を日本語へと読み解き
または創作を世に問うことで
社会と生のつながりを再発見しています

リトルプレスを取りあつかう書店 つまり社会を通して
親しい言葉 つまり生を営む人として私たちは出会いました
そしてこれからも出版をひとつの手段にして
あらたな社会と生の循環を行おうとしています

第一回は船出です 生活や詩・本をつくることを話しつつ
リトルプレスを通じた創作の可能性についてさぐります



出演者プロフィール:

山口 勲(やまぐち・いさお)
1983年東京生まれ。二十一世紀のはじめからポエトリーリーディングを始める。
朗読会 千葉詩亭・くにたちコミュニティリーディングを始め、各地での共催。
日本の詩と世界の詩を対バンのように紹介するリトルプレス「て、わた し」を発行。
次年度の目標は参加するイベントには走って行くこと。
 *『て、わた し』→http://tewatashibooks.com

工藤 順(くどう・なお)
1992年、新潟生まれ。詩と生活のzine「ゆめみるけんり」をいちおう主宰。
ロシア文学・文化をフィールドとし、昨年、プラトーノフという作家の訳書を出版しました。
ロシアに生まれることができなかったため、今いる場所で自分の居場所を探しつづけています。
自分にとって詩はどういう言葉なのか、考えることが「ゆめみるけんり」につながっているような。

藤田 瑞都(ふじた・みさと)
1992年、広島生まれ。
ゆめみるけんりを通じて、幾度か翻訳や創作、朗読を行いました。
「わたくしごと」であることばとの向き合いについて、何か発見があればと思います。



会場について:

忘日舎 https://www.vojitsusha.com
古書と新刊を扱う書店として2015年秋に東京・西荻窪でオープン。店主は出版業界で編集、校正業務などを経て、現在は小さな書店の新しいあり方を日々模索中。

2019年2月11日月曜日

【出店のお知らせ】お座敷一箱古本市(4/14、浅草)

浅草のReadin’ Writin’さんで開催されているお座敷一箱古本市に、「ゆめみるけんり文庫」として出店します。
当日は「ゆめみるけんり」のほか、ゆめみるけんり寄稿者が持ち寄る古書を販売予定です。ご来店、お待ちしています!

2019年4月14日(日)12時〜18時
@Readin’ Writin’さん(http://readinwritin.net
アクセス:東京メトロ銀座線・田原町駅から徒歩3分くらい


yumemirukenri is going to have a tiny booth at old book market in Readin' Writin' book store.
We sell old books contributed from members of yumemirukenri besides for yumemirukenri vol.3.

Date: 4 Apr 2019, 12AM-6PM
Venue: Readin' Writin' book store (Asakusa)
Access: 3 minutes walk from Tawaramachi sta. (Tokyo Metro Ginza line)

2018年12月9日日曜日

【イベントレポート】トーク+朗読会(11/30-12/02)

「ゆめみるけんり vol.3」の刊行を記念して、アーティストの田口賢治さんとともに、イベントを行いました。
ご来場、ありがとうございました!

◆anoxia lounge種を蒔く:vol.9「睡眠主義」

12/1(土)13:00開場/13:30開演
会場:上池袋anoxia(豊島区上池袋4-20-1)
出演:ゆめみるけんり(砂漠で生きる、倉畑雄太、藤田瑞都、工藤杳)
企画:加藤裕士(anoxia)、田口賢治

キーフレーズ的に使われた、バシュラールのことば。

少ない人数で火鉢を囲みながら、ゆめみるけんりの事はじめ、今回の特集、「ゆめ」について親密にお話をしました。私たちの側からすれば、vol.3を出したいま、あらためて「ゆめみるけんり」という集まり・媒体について考えなおし、私たちにとっての「ゆめみる」ことについて深く考えるよい機会になりました。
藤田瑞都さんによるペソアの朗読と、一人生活ユニット「砂漠で生きる」から野口さんによる夢の朗読も行われました。



当日参加してくださった福家さんの写真。


◆[ _ ] UNDER BAR vol.11 「ゆめみるけんり」

小雪と大雪の合間に
11/30(金)-12/2(日)19:00-23:00
出演:
11/30(金)藤澤大智/イタリア詩「眠りへの祈り」
12/1(土)s.s.g./オリジナル「Diary in her closet.」など(+田口賢治=木霊)
12/2(日)藤田瑞都/フェルナンド・ペソア「船乗り」(+工藤杳=『不穏の書』から断片の朗読、+田口賢治=木霊)

各日、それぞれが独自の世界をつくり、朗読が行われました。翻訳者、創作者本人が朗読をするという特別な経験。当日は、「ゆめみるけんり vol.3」とともに、限定パンフレット(活版印刷)も販売しました。

限定パンフレットは、ビオトープ170kgミッドナイトブルーに銀色インク(両面4版)で活版印刷したもの。構想については、後ろに掲載した田口さんの「備忘録」をあわせてお読みください。この印刷にあたっては、活版印刷所での印刷工程を見学させていただくなど、とても貴重な経験をさせてもらいました。→別記事
組版・製版・印刷は三木弘志さん(有限会社弘陽)、デザイン・レイアウト・構想は田口さんにお願いしました。予想をはるかに超え、これひとつで凛とした存在感のある作品が完成しました。

限定パンフレット。後日販売予定です。


1日目の藤澤さんは、イタリア思想・文学(専門はジャコモ・レオパルディ)の研究者。今回「ゆめみるけんり」のために翻訳した6人の詩人の詩についての解説を交えながら、原語と日本語訳を朗読してくれました。それぞれの詩・詩人についての深い理解・解釈にもとづいた、演劇的で、魂のふるえるような朗読でした。

藤澤さんの朗読(1日目)
2日目のs.s.g.さんは、オリジナル作品と、最近読んで心にとどまっている詩を2篇(ノラ・ゴムリンガーと文月悠光)朗読してくれました。おだやかでやさしく、心にすっと寄り添うような朗読。

3日目は、「ゆめみるけんり」の1、2号に連載したフェルナンド・ペソアの「船乗り」の後半部分を、訳者の藤田瑞都さんに朗読してもらいました。途中でペソア役(?)として、工藤杳が『不穏の書』から選んだ3つの断章を挿入、さらに田口賢治さんが木霊として参加しました。この場でしか成り立たない朗読になったと思います(のちの大アクシデントも含めて)。

s.s.g.さんの朗読(2日目)

同じく、福家さんの写真。

3日目に参加してくださったMさんが提供してくださった写真。



◇イベントの主催、田口賢治さんの視点から。



きっとイベントはまた行うとおもいますので、今回は残念ながら来場できなかった方も、次はぜひお越しください。今回来場してくださったみなさま、またどこかでお会いしましょう!

(工藤)

2018年11月27日火曜日

【イベント】トークイベント(12/1)+朗読会(11/30-12/2)のお知らせ

「ゆめみるけんり vol.3」の刊行を記念して、イベントを行います。
まずはアーティストの田口賢治さんといっしょにやる2つのイベントについてお知らせします。

イベントにリピート参加してくださった方には入場料やチャージの割引もご用意する予定です(詳細は当日)。

*田口賢治さんについて
https://kenjitaguchizworks.wordpress.com
https://www.flickr.com/photos/kenji_taguchiz_work



◆anoxia lounge種を蒔く:vol.9「睡眠主義」

12/1(土)13:00開場/13:30開演
会場:上池袋anoxia(豊島区上池袋4-20-1)
出演:ゆめみるけんり(砂漠で生きる、倉畑雄太、藤田瑞都、工藤杳)
企画:加藤裕士(anoxia)、田口賢治

今回の「一本の酒」は「ガタオ」(ポルトガルの緑のワイン)

入場料として1000円いただきます。

ご予約の方優先。ご予約・お問合せは下記まで。
droit.de.yumemir@gmail.com
kenji.taguchi.works@gmail.com
hrsh.kato@gmail.com

上池袋anoxia(豊島区上池袋4-20-1)
https://anoxia2018.hatenablog.com
JR板橋駅から徒歩10分・東武東上線北池袋駅から徒歩5分
(*特に目印等ない場所なので、地図を頼りに探してご来場ください)


こちらは、田口賢治さんと加藤裕士さんが定期的に開催しているトークイベントで、ぼくたちにとっても初となるトークイベントになります。参加するのは、創作をしたり、翻訳をしたり、DTPを担当したり、様々なやり方で「ゆめみるけんり」に関わっている4人です。
「vol.3」のテーマは、「睡眠主義(Sleep-ism)」。また「ゆめみるけんり」という名前からもおわかりのように、ぼくたちには「ゆめをみる」イメージが共有されたものとして存在します。眠ること、ゆめ、ゆめみるけんりとは何か。それはあまりに個人的な領域であるがために、どんな人にもそれぞれの感じ方があることでしょう。
anoxiaでは、ゆめの言語でみなさんとお話しできればと思います。

◆[ _ ] UNDER BAR vol.11 「ゆめみるけんり」

小雪と大雪の合間に

11/30(金)-12/2(日)19:00-23:00
チャージ¥500 + 1drink ¥500 + 朗読投銭
ドレスコード:夢枕
ドレスコードは公演入場時から適用します。扱い方に関しては自由。
土足厳禁
各日19:30- 開演(約30分程度)

出演:
11/30(金)藤澤大智/イタリア詩「眠りへの祈り」
12/1(土)s.s.g./オリジナル「Diary in her closet.」
12/2(日)藤田瑞都・工藤杳/フェルナンド・ペソア「船乗り」
+全日 田口賢治/ガルシア・マルケス『百年の孤独』
公演後BAR time
スダ美容室(東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル306号室)
東京メトロ銀座一丁目駅10番出口からすぐ
こちらは、銀座でいちばんかっこいいビル、奥野ビルの中にあるスダ美容室(奥野ビル306号室プロジェクト)のなかで行われるバーイベントです。
お酒を飲みつつ、ぼくたちが朗読をします。建物全体の雰囲気も楽しみつつご参加ください。

2018年10月30日火曜日

【お知らせ】店番をします@平井の本棚

総武線平井駅にあたらしくできた本屋さん「平井の本棚」で、ゆめみるけんりメンバーが不定期で店番をさせてもらっています。

12月は、9日(日)と23(日)の予定。

平井ってどこ?

#平井の本棚
https://hirai-shelf.tokyo
twitter: @hirai_hondana

2018年10月27日土曜日

【イベントレポート】Language Beyond(第6回)

杉並区善福寺のスペース「あなたの公-差-転」でブッククラブ「Language Beyond」を隔月開催しています。

第6回は10月21日に開催し、以下の2篇をめぐっておしゃべりしました。

・李承雨『香港パク』
・村田沙耶香『コンビニ人間』

過去のレポートは以下のページから読むことができます。
http://kosaten.org/ja/language-beyond/

◆第7回は、12月16日(日)に行う予定です。
16:30スタート、参加費は無料です。

以下の2篇を読みます:
・レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
・多和田葉子『地球にちりばめられて』

このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということを大切にしています。

参加をお待ちしています!

*あなたの公-差-転:http://kosaten.org/



+++

“Language Beyond”とは?

相手のことばをどうやって理解したらよいでしょうか?自分のことばではない表現をどうやって味わったらよいでしょうか?本のページに固定された文字から、漣のように広がる声、身体に溢れているボディランゲージ、それぞれの記号があり、様々なシグナルが飛んでいますが、その海の中どんどんその本質から離れてしまうという感覚も強いかもしれません。一方、無数のサインに囲まれると無限な意味も読み取れ、ひとつの解釈や視野が絶対足りない世界に生きているということを改めて実感できます。

一言に「ことば(language)」といってもその種類はさまざまです。わたしの身体を取り巻く無数のサイン。そこには無限の意味を読み取ることができ、「ことば」を捉えるにはひとつの解釈・ひとつの視野だけで足りません。一方「ことば」の海のなかで、私たちは時に心のなかに抱えた「この感じ」を言い表すためのことばを見失ってしまうことはないでしょうか。

向こうにある言語。まだ手が届かないところにある言葉。今まで出会っていない、わからない表現だけど、探ってみれば自分の言葉とつながるかもしれません。

世界中のことば
ことばの奥深くにある世界
を通して
相手と自分
の間の
ズレ

見つめて
縮小し、拡大し、
新たな見方
が見えて
新たな表現
が舌先に集まってきます

ブッククラブに参加するには?

・毎回参加者のうち二人が一冊ずつ本を選び、参加者のみなさんはできるだけ事前にその本を読みます。(短編が多くて、図書館から借りたり、本屋さんやネットで買ったりすることができます)
・当日はその本に対する感想、疑問などを多様な観点を持つ参加者と共有し、より深くまで議論できます。このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということが大切です。
・事前に本が読めなくても参加することが可能ですが、自分なりにその本に向き合ってみるとより積極的に参加できると思います。
・当日進行とその後の記録になるレポートも交代しながら進めていきます!

2018年9月29日土曜日

【イベントレポート】Language Beyond(第5回)

杉並区善福寺のスペース「あなたの公-差-転」でブッククラブ「Language Beyond」を隔月開催しています。

第5回は8月11日に開催し、以下の2篇をめぐっておしゃべりしました。
・ソル・フアナ『知への賛歌—修道女フアナの手紙』(光文社古典新訳文庫)
・アンドレイ・プラトーノフ「不死」(オリジナル翻訳)

レポートは以下のページから読むことができます。
http://kosaten.org/ja/language-beyond/

◆第6回は、10月21日(日)に行う予定です。参加をお待ちしています!
16:30スタート、参加費は無料です。
以下の2篇を読みます:
・李承雨「香港パク」(『香港パク』より)
・村田沙耶香『コンビニ人間』

このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということを大切にしています。

*あなたの公-差-転:http://kosaten.org/
*FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/296586427739007/




+++

“Language Beyond”とは?

相手のことばをどうやって理解したらよいでしょうか?自分のことばではない表現をどうやって味わったらよいでしょうか?本のページに固定された文字から、漣のように広がる声、身体に溢れているボディランゲージ、それぞれの記号があり、様々なシグナルが飛んでいますが、その海の中どんどんその本質から離れてしまうという感覚も強いかもしれません。一方、無数のサインに囲まれると無限な意味も読み取れ、ひとつの解釈や視野が絶対足りない世界に生きているということを改めて実感できます。

一言に「ことば(language)」といってもその種類はさまざまです。わたしの身体を取り巻く無数のサイン。そこには無限の意味を読み取ることができ、「ことば」を捉えるにはひとつの解釈・ひとつの視野だけで足りません。一方「ことば」の海のなかで、私たちは時に心のなかに抱えた「この感じ」を言い表すためのことばを見失ってしまうことはないでしょうか。

向こうにある言語。まだ手が届かないところにある言葉。今まで出会っていない、わからない表現だけど、探ってみれば自分の言葉とつながるかもしれません。

世界中のことば
ことばの奥深くにある世界
を通して
相手と自分
の間の
ズレ

見つめて
縮小し、拡大し、
新たな見方
が見えて
新たな表現
が舌先に集まってきます

ブッククラブに参加するには?

・毎回参加者のうち二人が一冊ずつ本を選び、参加者のみなさんはできるだけ事前にその本を読みます。(短編が多くて、図書館から借りたり、本屋さんやネットで買ったりすることができます)
・当日はその本に対する感想、疑問などを多様な観点を持つ参加者と共有し、より深くまで議論できます。このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということが大切です。
・事前に本が読めなくても参加することが可能ですが、自分なりにその本に向き合ってみるとより積極的に参加できると思います。
・当日進行とその後の記録になるレポートも交代しながら進めていきます!

2018年7月22日日曜日

【イベントレポート】Language Beyond(第4回)

杉並区善福寺のスペース「あなたの公-差-転」でブッククラブ「Language Beyond」を隔月開催しています。

第四回は6月24日に開催し、以下の2篇をめぐっておしゃべりしました。

・グギ・ワ・ジオンゴ 『泣くな、わが子よ』(宮本正興訳、第三書館、2012年)
・大城立裕(おおしろたつひろ)「カクテル・パーティー」(岩波現代文庫など、2011年)

レポートはこちらです。
http://kosaten.org/ja/language-beyond-4report/


◆第五回は、8月11日(土)に行う予定です。参加をお待ちしています!
16:30スタート、参加費は無料です。
読む本は以下の2冊です:
・ソル・フアナ『知への賛歌—修道女フアナの手紙』(光文社古典新訳文庫)
・アンドレイ・プラトーノフ「不死」(オリジナル翻訳)

◆プラトーノフの翻訳は、期間限定でここからダウンロードすることができます。
https://drive.google.com/file/d/1iLrv5X5xmf8H8-MYdQ7mPD0RfwhYG6Z-/view?usp=sharing

このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということを大切にしています。

*あなたの公-差-転:http://kosaten.org/



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“Language Beyond”とは?

相手のことばをどうやって理解したらよいでしょうか?自分のことばではない表現をどうやって味わったらよいでしょうか?本のページに固定された文字から、漣のように広がる声、身体に溢れているボディランゲージ、それぞれの記号があり、様々なシグナルが飛んでいますが、その海の中どんどんその本質から離れてしまうという感覚も強いかもしれません。一方、無数のサインに囲まれると無限な意味も読み取れ、ひとつの解釈や視野が絶対足りない世界に生きているということを改めて実感できます。

一言に「ことば(language)」といってもその種類はさまざまです。わたしの身体を取り巻く無数のサイン。そこには無限の意味を読み取ることができ、「ことば」を捉えるにはひとつの解釈・ひとつの視野だけで足りません。一方「ことば」の海のなかで、私たちは時に心のなかに抱えた「この感じ」を言い表すためのことばを見失ってしまうことはないでしょうか。

向こうにある言語。まだ手が届かないところにある言葉。今まで出会っていない、わからない表現だけど、探ってみれば自分の言葉とつながるかもしれません。

世界中のことば
ことばの奥深くにある世界
を通して
相手と自分
の間の
ズレ

見つめて
縮小し、拡大し、
新たな見方
が見えて
新たな表現
が舌先に集まってきます

ブッククラブに参加するには?

・毎回参加者のうち二人が一冊ずつ本を選び、参加者のみなさんはできるだけ事前にその本を読みます。(短編が多くて、図書館から借りたり、本屋さんやネットで買ったりすることができます)
・当日はその本に対する感想、疑問などを多様な観点を持つ参加者と共有し、より深くまで議論できます。このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということが大切です。
・事前に本が読めなくても参加することが可能ですが、自分なりにその本に向き合ってみるとより積極的に参加できると思います。
・当日進行とその後の記録になるレポートも交代しながら進めていきます!

2018年2月26日月曜日

【イベントレポート】Language Beyond(第2回)

杉並区善福寺のスペース「あなたの公-差-転」でブッククラブ「Language Beyond」を隔月開催しています。

第二回は2月4日に開催し、以下の2冊(3篇)をめぐっておしゃべりしました。

・プーシキン『ボリス・ゴドゥノフ』
・コルタサル「悪魔の涎」「南部高速道路」

レポートはこちらです。
http://kosaten.org/ja/lbreport2/


◆第三回は、4月22日(日)に行う予定です。
16:30スタート、参加費は無料です。
今回読む本は:
+宇野千代『おはん』(新潮文庫・中公文庫)
+石牟礼道子『あやとりの記』(福音館文庫)
以上2冊です。

このブッククラブでは一つだけの「正しい読み方」を探るのではなく、「参加者のみなさん一人ひとりがどう読んだのか」ということを大切にしています。
詳しくはこちらから↓
http://kosaten.org/ja/event/language-beyond3/
https://www.facebook.com/events/700803603642422/

*あなたの公-差-転:http://kosaten.org/

新しく参加してくださる方をお待ちしています。


2017年12月12日火曜日

【イベントレポート】Language Beyond(第1回)

杉並区善福寺のスペース「あなたの公-差-転」と一緒におこなうブッククラブ「Language Beyond」をスタートしました。

第一回は12月9日におこない、以下の2冊の本をめぐっておしゃべりしました。

・井上靖『天平の甍』
・イェホシュア『エルサレムの秋』

レポートはこちら。
http://kosaten.org/ja/language-beyond1report/

新しく参加してくださる方をお待ちしております。



2017年12月10日日曜日

「みなとの世界文学」について私たちが考えていたこと

「みなとの世界文学」、ご来場ありがとうございました!
私たち企画チームにとっても未知の体験だったのですが、参加してくださった皆さまには楽しんでいただけましたでしょうか。

当日のレポートを、寺田凜さんが〈SHIP〉プログラムのページ上にアップしてくださっています。Twitterでも、伏見瞬さんが当日リアルタイムでつぶやいてくださっていたものを中心にまとめてあります。よろしければぜひぜひ、ご覧ください。→【イベントレポート

ここではわたしたち企画チームの側の視点から、イベントの企画と運営を通じて考えていたことを振り返りたいと思います。かなり長文です。よろしければお付き合いください。
文中【 】内は思考の参照点です。ご参考になさってください。 (文責:工藤)

当日完成した〈詩〉たち


2017年12月8日金曜日

【イベントレポート】みなとの世界文学

12月3日に文学イベント「みなとの世界文学」を、横浜・若葉町WHARFにて開催しました。
このイベントは、俳優たちが滞在制作・WS・作品発表・イベントをおこなう合宿型育成プログラム〈SHIP〉のなかで行われました。
*次なる舞台俳優のための育成プログラム〈SHIP〉について:FacebookTwitter

◆Twitterのモメント


◆イベントレポート①(寺田凜さん)

◆イベントレポート②(寺田凜さん)