2017年5月8日月曜日

MAKING OF②:団体口座とKDPアカウント

ここでは、ゆうちょ銀行団体口座と、Kindle Direct Publishing(KDP)アカウント設定の方法について書きます。
※この記事は、専門的な知識を持たない個人が、自らの経験をもとに、専ら備忘のために書き記す内容です。詳細な部分については事実と異なる場合がありますのでご留意ください。

◎ゆうちょ団体口座

ゆうちょ銀行では、サークルや団体名義での口座をつくることができます。ゆめみるけんりではメンバーから出資してもらったお金を管理したり、ネット通販での振込先として利用しています。
まずは、近くの郵便局に問い合わせ、必要な書類のリストをもらいましょう。私たちの場合には、代表の身分証明書、会の規約、印鑑の3点が必要でした。規約については、テンプレートがもらえますので、それに従って作成すれば大丈夫です。
窓口で「総合口座」(記号番号が1から始まる)と「振替口座」(記号番号が0から始まる)のどちらかを選択するように言われますが、私たちはより自由度の高い「総合口座」を選択しました。申込用紙に記入して30分も経たずに口座が作成できました!



◎KDPアカウント①(銀行口座の登録)

KDPアカウントを作成したら、「銀行口座の登録」と「税に関する情報の登録」を済ませる必要があります。
まずは①「銀行口座の登録」ですが、通帳を見ながら情報を入力すれば完了します。
ロイヤリティ(印税)の振込は、特に設定しなければ「電子資金振替(EFT)」での振込となります。最低支払金額の設定がないので、たとえ1ヶ月に1冊しか売れなくても、60日後に指定の口座にロイヤリティが振り込まれるようになっています。例えば、「ゆめみるけんり vol.1」(電子版)は2/25に発売しましたが、第一回目の振込(2月分)は4/29にありました。

◎KDPアカウント②(税に関する情報の登録)

適切に納税するために必要な手続きです。Amazon、そしてそのサービスであるKindleはアメリカのAmazon.com, Inc.が運営していますので、何もしないと電子書籍の売り上げに対して、アメリカ合衆国からの源泉徴収が課せられます。ただし日本は租税条約によってアメリカでの源泉徴収税率を軽減(0%)することができるとされています()。この「税に関する情報の登録」の手続きを行うことで、この軽減(免除)を受けられるようになります。
数年前まで、アメリカの納税者番号を入手するためにアメリカの税務局に電話しなきゃいけないとか、FAXを送付しなければいけないとか、非常に面倒な状況でしたが、今は簡単になり、すべてオンラインで手続き可能です。日本の納税者番号に相当する「マイナンバー」が導入されたことが大きいです。Taxpayer Identification Number(TIN;納税者識別番号)を入力する箇所で、マイナンバーを入力すればOK(なはず)です。
必要事項を記入して提出、以下の表示が出たら正しく登録されています!




※アメリカの所得税は免除されますが、その代わりに日本の所得税の申告については各々の責任で忘れずに行いましょう。

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