2017年6月10日土曜日

翻訳権スタディーズ

vol.1でロシアの思想家フョードロフの文章を訳しながら、著作権のことについて考えていました。

本文のなかで述べたように、著作者の死後50年とか70年にわたり著作物を独占できる状態に置くことの是非についてはいったんは留保するとして、日本で出版をするからには日本の著作権制度について勉強する必要があるでしょう。

そこで、文化庁の「著作権テキスト」(平成28年度版)というものを読んでみました。
★文化庁HPよりダウンロード可↓
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/kyozai.html(ページ中段)

以下、私が理解した限りでのメモです。(文中【§○】は、著作権法の条項番号)


2017年5月16日火曜日

【募集終了しました】ゆめみるけんりに参加しませんか?

ゆめみるけんりは、夏から秋にかけて「ゆめみるけんり vol.2」を製作します。あなたもゆめみるけんりに参加しませんか?

興味をお持ちの方、まずはメールで一報ください。アドレスは、「droit.de.yumemir@Gメールドットコム」です。

vol.2へむけた寄稿の〆切は、【8月1日(火)】とします。
寄稿をありがとうございました。現在、10名の著者とともに、鋭意製作中です!

yumemirukanri is planning to produce the vol.2 of our zine "yumemirukenri" in summer to autumn this year. Why don't you join us?

If you are interested in writing (creating) something for our zine, plz contact us via e-mail: droit.de.yumemir#gmail.com [replace # with @ when you send].

The deadline for the submission of your material for the zine is August 1st (tue).
Thank you for sending us your material. We have 10 writers with us. Edit process is on going!


2017年5月9日火曜日

「ゆめみるけんり」vol.1

表紙デザイン:つぐみ
Cover designed by Tsugumi

「ゆめみるけんり」vol.1(2017年2月発売)
特集「冬/雪」

◆コンテンツ:今号の目次。
◆メンバーズ:今号に参加した人たち。

・電子書籍版:Kindle Storeにて販売中です。300円。
・紙版:2017年5月刊行。都内書店にて販売中。【入手方法】をご覧ください。

Our zine "yumemirukenri 01" is now on sale. The issue is: Hiver / Neige.
E-book can be purchased on Amazon's Kindle Store  for approx. $3.00.
Also, printed ver. is available. You can purchase at book stores in Tokyo. See the page "How to purchase?".

*一部価格を改定しました(2017年12月7日)

〈vol.1によせて〉

詩はナイフ、日常を切り裂くための、詩は避難所、満員電車の絶望的な相互憎悪からの、詩は空間、わたしが生きるための、それは生活、それは塵芥、捨てられるもの、詩はそれでないもの、あれかこれかではないオルタナティヴ、詩は飛行、宇宙への思考、詩は間(あいだ)、社会と生活の、詩は脆さ、ことばの、私たちの、詩は確かさ、最後に残るもの、詩は権利、地下鉄の速度のなかで、過密のなかで、それはゆめみるけんり。

 「ゆめみるけんり」は、社会に居ながら自分(たち)の生存空間を確保するための試みです。

#

Poetry is a knife, that is to tear the routine, and is a shelter, from the mutual hatred inside the rush-hour train, and is a space, that is for me to live in, it is a life, it is a dust, that is to be swept away, and is what is not that, an alternative to either / or, and is a flight, a thought toward the universe, and is a betweenness, between society and me, and is fragility, of words, of ourselves, and is certainty, that remains to the end, and is a right, in the speed of running subway, in the midst of the density in it, poetry is a right to dream.

ゆめみるけんり is an attempt to ensure our space for living from inside the society.

(工藤佯/Yoh Kudo)

2017年5月8日月曜日

MAKING OF②:団体口座とKDPアカウント

ここでは、ゆうちょ銀行団体口座と、Kindle Direct Publishing(KDP)アカウント設定の方法について書きます。
※この記事は、専門的な知識を持たない個人が、自らの経験をもとに、専ら備忘のために書き記す内容です。詳細な部分については事実と異なる場合がありますのでご留意ください。

2017年5月7日日曜日

MAKING OF①:電子書籍のつくりかた

私たちゆめみるけんりは、Kindleでzine「ゆめみるけんり vol.1」を出版しました。ここでは、電子書籍のつくりかたを(ざっと)解説します。

《手順》
①原稿を準備する(テクスト)
 →②原稿を電子書籍の形式に流し込む(テクスト→epub)
  →③適切なフォーマットに変換する(epub→mobi)
   →④アップロード&公開する

《準備したもの》
・原稿
・BCCKSアカウント
・Kindle Direct Publishing(KDP)アカウント
・ゆうちょ銀行の団体口座

2017年4月20日木曜日

【終了】文学フリマ:文学フリマ@東京(5/7)に出店します

【予定部数を完売して終了しました!お手に取っていただきありがとうございました。】

ゆめみるけんりは、第二十四回文学フリマ東京に出展します。

■期日:2017年5月7日(日)
■時間:11時〜17時
■場所:東京流通センター・第二展示場(東京モノレール「流通センター」駅徒歩すぐ、JR「大森」駅からバス12分、京浜急行「平和島」駅からバス4分)
※詳細は→http://bunfree.net/?tokyo_bun24

■ブース:2F・イ-57

当日は、刊行間近の「ゆめみるけんり vol.1」を販売します。

2017年2月27日月曜日

ゆめみるけんり:マニフェスト的な

「どうやって?」と私たちは呟くことになります。通勤電車、満員のなかでどうやって、どうやって詩を擁護していけるというのか?

ゆめみるけんりは、今のところ10人前後、東京と広島に住む同世代のゆるやかなつながりです。大半のメンバーは様々な地域の文学(英米、ロシア、アラビア、ヒンディー…)を大学で専攻した挙句に、社会に放り出されることになりました。私たちにとって文学は、生きることであり、多様な可能性そのものでした。だったのに。いま私たちは雑踏の中で自問し続けることになってしまったのでした。「社会の中でどうやって、文学あるいは詩を、つまりは私たちであるところの私たちを、擁護し続けていくのか?」 実際のところ、どうしたら良いのでしょうか。

私たちは社会に出るとともに、限りなく一人になってしまった——そんなふうに感じます。会社のなかで、通勤電車のなかで、私たちには殻を脱ぎ捨てることができません。周囲には溢れるほど人がいるのに、なぜか私たちはますます一人に還ってゆく。私たちは個として、朝起き、地獄のような電車に乗り、会社に入り、仕事し、会社から出て、帰路につく。そのルーティンには、詩の入り込む隙間がありません。私たちは眠ります——明日寝坊しないで起きられる、ただそれだけのために。

しかし思うのです。この人を人とも思わぬ満員電車の最中で、社会のなかで、それでもなお、私には詩への権利がある。夢みる権利がある。口幅ったいのでひらがなにしましょう、「ゆめみるけんり」と。——こうしてゆめみるけんりは生まれ、人から人へ伝わって、新しいつながりを生み出し、いまここにzineをつくるという共通の目的のために人が集まって一緒に仕事をすることになりました。今後zineづくりとともに、それを核として何か文学・詩のための場を作るためのイベントなども企画していけないか、と考えているところです。

「詩」は、「文学」は、しかし、社会的なるものに反対するものとしてのそれではありません。私たちには生活があり、社会があり、その第三の道、オルタナティヴとして考えてみたらどうでしょうか。私たちにとって、文学は、コミュニカティヴな、開放的な、新しいもの・人との出会いや経験を分かちあう楽しさに溢れた場です。私たちにとって、詩は、生きる経験です、とても脆く危ういが、それは私たちの可能性です。そういうことを愚直に、あいもかわらず、信じ続けていけるために。


文責:工藤順/text: Nao Kudo
2017.2.27 / rev. 2019.3.16