2017年10月9日月曜日

【イベント情報】Language Beyond

ゆめみるけんりの周辺で、こんなイベントを企画しました!

本を読むこと、読むことをきっかけに新しい人たちと出会うこと、本についておしゃべりすること、自分や他のひとについて対話をかわし、ふかく知りあうこと……本/読むことがもたらす可能性に興味がある方の参加をお待ちしています。

Language Beyond:ブッククラブを企画しましょう
日時:10月28日(土)16時〜
参加費:無料
場所:あなたの公-差-転 (アクセス

★イベントのページはこちらです↓
http://kosaten.org/event/languagebeyond/


2017年9月14日木曜日

コンテンツ(vol.2)

『ゆめみるけんり』vol.2が、とうとう出版できました!
特集は「わたしと、はたらくこと」。毎日わたしが煩わされている、この「はたらく」の正体はいったいなんなのか? こんな問いかけに、9の応答がなされました。


『ゆめみるけんり』 vol.2
◆特集:わたしと、はたらくこと
・Copal Ildeaux「stay disconnected: 淀屋橋 7:30 am」
・藍屋奈々子「はじまるまえ」
・オシップ・マンデリシュターム/葛西裕人「黒土」
・野中沙織「朝」
・アーネスト・ヘミングウェイ/堀池沙織「異国にて」
・砂漠で生きる「日曜日のコント」
・パーヴェル・フロレンスキー/工藤順「1937年、ソロフキ。最後の手紙」
・ウォルト・ホイットマン/倉畑雄太「奇跡」
・エドワード・トマス/八木ひろ子「ザ・ミルウォーター」

*Kindle版のみ、セルゲイ・エセーニン(工藤順訳)「ソヴィエトのルーシ」収録。

◆特集2:アメリカの歌は、だれの歌?
・ラングストン・ヒューズ/Copal Ildeaux「詩二篇」
・西岡かれん「『たかが映画じゃないか』とヒッチコックは言った ——アメリカに留学して人種の問題について考えたこと——」

◆連載
・フェルナンド・ペソア/ふじたみさと「船乗り――一幕の静劇(完)」
・ニコライ・フョードロフ/工藤順「著作者の義務と、博物館=図書館の権利(1)」

Oil paintings by Copal Ildeaux
DTP by 倉畑雄太+工藤順
Photos by ふじたみさと(と西岡かれん)
Cover design by つぐみ


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Finally vol.2 of “yumemirukenri” is out now!
The issue is: "I, working." What can be said about the "work" in which we are forced to engage everyday? — 9 authors have responded to the question.

yumemirukenri vol.2
◆Issue pt.1: I, working
- Copal Ildeaux “stay disconnected: 7:30 am at Yodoyabashi”
- Nanako Aiya “Far from Our Beginnings”
- Osip Mandelstam / Yuto Kasai “Чернозем (Chernozem)”
- Saori Nonaka “Good Morning”
- Ernest Hemingway / Saori Horiike “In Another Country”
- sabaku de ikiru “Conte du Dimanche”
- Pavel Florensky / Nao Kudo “Solovki, 1937. The last letters.”
- Walt Whitman / Yuta Kurahata “Miracles”
- Edward Thomas / Hiroko Yagi “The Mill-Water”

- (Kindle only) Sergey Esenin / Nao Kudo “Soviet Rus'”

◆Issue pt.2: “I hear America singing...”
- Langston Hughes / Copal Ildeaux “Two Poems”
- Karen Nishioka “‘It’s Only a Movie’: a Short Essay on My Stay in Princeton”

◆Serials
- Fernando Pessoa / Misato Fujita “O Marinheiro -2-”
- Nikolai Fyodorov / Nao Kudo “Author’s Responsibility and the Right of Library as a Museum -1-”

Oil paintings by Copal Ildeaux
DTP by Yuta Kurahata + Nao Kudo
Photos by Misato Fujita (+Karen Nishioka)
Cover design by Tsugumi


ウズベキスタンでもひとははたらいていた(9/7、サマルカンド)

*跋(あとがき)より……
  (……)「はたらく」の特徴は、いずれ自分に何らかのかたちで結果が帰ってくるにせよ、必ず一度はその行為が外に向かうということにある。それならそれで良さそうなものだ。我々が何かを提供し、その何かの受け手が我々に対価を与える。これはふつうwin-winの関係とよばれる。それならば、我々はなぜ「はたらく」ことで、こんなにもしんどい、苦しい、耐えがたい思いをしなければならないのか?
 3つほど思い浮かぶことがある。
 一つには、win-winという発想、つまり義務化された平等の苦しさがある。我々には相手を得(とく)させる義務があり、相手には我々を得(とく)させる義務がある。こうした意味での平等は、常に功利主義的な匂いをまとっており、それは結局のところ、正常な人間関係とはいえない関係なのだと思う。人間関係とは、迷惑の掛けあいなのだ、とあえて言いたい。我々は得だから愛するのではない。
 二つめとして、この関係がwin-winであってloose-looseであってはいけないということの意味を考える。「はたらく」の関係は、お互いに絶対にプラス・利益をもたらすものでなくてはならない。マイナスになるもの、あるいはニュートラルなものは認められない。怠惰や余暇、睡眠、怪我、役立たず、無用などは許容されない。「はたらく」関係において、それらは徹底的に排除されるか、あるいは下賜される特権として与えられる。
 三つめには、純粋な労働はあり得ないということだ。我々が「はたらく」ときに、必ず付加的に奪われるものがある。例えば時間や体力、人間としての個性、アイデンティティなどが挙げられるだろう。際限なく仕事に身をまかせることは、個たる人間としての生活が奪われることだ。
 そしてこの「はたらく」には、終わりがないように思ってしまう。我々はいつまで「はたらく」をやめない/やめられないのか。「はたらく」の論理は、休日にもついてまわるだろう。「せっかくの」休日。用事がないことは、もったいないことなのだ。人に会わなければ。イベントに行かなければ。買い物をしなければ。「したい」とはどこか違う、この義務感、空白への恐怖は、まぎれもなく「はたらく」がもたらすものだと思う。これはいつまで続くのか?
 いまこの時代にあって、「はたらく」は多様化している(と、少なくともメディアは言う)。であるならば、ポケットに詩集を入れておくように、わたしはいっそ「はたらかない」を選択肢に入れておきたい。結局、はたらきたくないのだ。資本主義は言うだろう。「成長するためには、はたらかなければならない」。誰のための成長なのか。「世界のため、社会のため、身の回りのひとのため、ひいては、お前自身のためだ」。ありがとう。けれども、余計なお世話だ。休ませてほしい。立ち止まらせてほしい。すれ違う多くの顔が、そう言っている。一度立ち止まって、わたし自身のことを、身の回りの人たちのことを、社会のことを、世界のことを、考えはじめるために、私たちはこうして一冊の本を出してみることにした。 (工藤順)

2017年6月10日土曜日

翻訳権スタディーズ

vol.1でロシアの思想家フョードロフの文章を訳しながら、著作権のことについて考えていました。

本文のなかで述べたように、著作者の死後50年とか70年にわたり著作物を独占できる状態に置くことの是非についてはいったんは留保するとして、日本で出版をするからには日本の著作権制度について勉強する必要があるでしょう。

そこで、文化庁の「著作権テキスト」(平成28年度版)というものを読んでみました。
★文化庁HPよりダウンロード可↓
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/kyozai.html(ページ中段)

以下、私が理解した限りでのメモです。(文中【§○】は、著作権法の条項番号)


2017年5月16日火曜日

【募集終了しました】ゆめみるけんりに参加しませんか?

ゆめみるけんりは、夏から秋にかけて「ゆめみるけんり vol.2」を製作します。あなたもゆめみるけんりに参加しませんか?

興味をお持ちの方、まずはメールで一報ください。アドレスは、「droit.de.yumemir@Gメールドットコム」です。

vol.2へむけた寄稿の〆切は、【8月1日(火)】とします。
寄稿をありがとうございました。現在、10名の著者とともに、鋭意製作中です!

yumemirukanri is planning to produce the vol.2 of our zine "yumemirukenri" in summer to autumn this year. Why don't you join us?

If you are interested in writing (creating) something for our zine, plz contact us via e-mail: droit.de.yumemir#gmail.com [replace # with @ when you send].

The deadline for the submission of your material for the zine is August 1st (tue).
Thank you for sending us your material. We have 10 writers with us. Edit process is on going!


2017年5月9日火曜日

「ゆめみるけんり」vol.1

表紙デザイン:つぐみ
Cover designed by Tsugumi

「ゆめみるけんり」vol.1(2017年2月発売)
特集「冬/雪」

コンテンツ:今号の目次。
メンバーズ:今号に参加した人たち。

・電子書籍版:Kindle Storeにて販売中です。300円。
・紙版:2017年5月刊行。都内書店にて販売中。【入手方法】をご覧ください。

Our zine "yumemirukenri 01" is now on sale. The issue is: Hiver / Neige.
E-book can be purchased on Amazon's Kindle Store  for approx. $3.00.
Also, printed ver. is available. You can purchase at book stores in Tokyo. See the page "How to purchase?".

*一部価格を改定しました(2017年12月7日)

〈vol.1によせて〉

詩はナイフ、日常を切り裂くための、詩は避難所、満員電車の絶望的な相互憎悪からの、詩は空間、わたしが生きるための、それは生活、それは塵芥、捨てられるもの、詩はそれでないもの、あれかこれかではないオルタナティヴ、詩は飛行、宇宙への思考、詩は間(あいだ)、社会と生活の、詩は脆さ、ことばの、私たちの、詩は確かさ、最後に残るもの、詩は権利、地下鉄の速度のなかで、過密のなかで、それはゆめみるけんり。

 「ゆめみるけんり」は、社会に居ながら自分(たち)の生存空間を確保するための試みです。

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Poetry is a knife, that is to tear the routine, and is a shelter, from the mutual hatred inside the rush-hour train, and is a space, that is for me to live in, it is a life, it is a dust, that is to be swept away, and is what is not that, an alternative to either / or, and is a flight, a thought toward the universe, and is a betweenness, between society and me, and is fragility, of words, of ourselves, and is certainty, that remains to the end, and is a right, in the speed of running subway, in the midst of the density in it, poetry is a right to dream.

ゆめみるけんり is an attempt to ensure our space for living from inside the society.

(工藤佯/Yoh Kudo)

2017年5月8日月曜日

MAKING OF②:団体口座とKDPアカウント

ここでは、ゆうちょ銀行団体口座と、Kindle Direct Publishing(KDP)アカウント設定の方法について書きます。
※この記事は、専門的な知識を持たない個人が、自らの経験をもとに、専ら備忘のために書き記す内容です。詳細な部分については事実と異なる場合がありますのでご留意ください。